“3本の矢”が豪華競演だ。

上原佑厩舎の京成杯馬グリーンエナジー(牡3)、弥生賞2着ライヒスアドラー(牡3)、ホープフルS2着フォルテアンジェロ(牡3)が25日、3週後の皐月賞(G1、芝2000メートル、4月19日=中山)へ向け、美浦トレセンで3頭併せを行った。

3頭仲良く馬場入りし、角馬場で体をほぐしてからウッドコースへ。外グリーンエナジーが先導し、中ライヒスアドラー、内フォルテアンジェロの順で駆けだす。3頭とも落ち着いた脚取りで徐々に間隔を詰め、横並びで直線へ。力をためるように馬なりでそのままゴール。内のフォルテアンジェロだけ2頭に半馬身遅れたが、ほぼ併入に近い形だった。助手騎乗(レースは戸崎騎手)のグリーンエナジーが6ハロン86秒2-12秒1、佐々木騎手騎乗のライヒスアドラーが同85秒7-12秒0、荻野極騎手騎乗(レースは未定)のフォルテアンジェロが同85秒2-12秒0を計時した。

上原佑紀調教師(36)は「3頭とも3週前としてはいい感じでした。特にグリーンエナジーとライヒスアドラーはまだテンションを上げたくないですが、2頭とも折り合いは問題なかったです。ライヒスアドラーは1回使って上がってきた感じもあります。フォルテアンジェロは仕上がりにむらがある馬ではないので、レースに向けて淡々と順調にきました。間は空きましたが、もともと精神面はすごく安定している馬。体がしっかりとしてきましたね。前はかなり幼児体形でしたが、メリハリが出た感じがします」とそれぞれを評価した。

今後も基本的には3頭で同じメニューを消化する予定。「こういう舞台でチームのような形で挑むということは、なかなかないですよね。それぞれの様子を見て、併せ馬の並びは考えようと思います。3頭でいても普段はピリピリするところもないです。仲間割れしないようにしたいですね(笑い)」と期待した。【桑原幹久】