25日(日)の京都競馬場では、クラシック最終戦・菊花賞(G1、芝3000メートル)が行われる。
主役はなんといっても2冠馬ロブチェン(牡、杉山晴)だ。昨年末のホープフルSでG1初制覇を決め、皐月賞は逃げ切り、ダービーは中団から差し切って春2冠を手にした。順調に夏を過ごし、秋初戦の神戸新聞杯も鼻差とはいえ、きっちり勝利。父ワールドプレミアは19年菊花賞、21年天皇賞・春と3000メートル以上のG1を2勝しており、初の3000メートルも難なくこなせるだろう。史上9頭目の3冠馬誕生が濃厚だ。
上がり馬ダノンヒストリー(牡、堀)がG1に初挑戦する。夏の函館で1勝クラスを大差で勝つと、2勝クラスの阿寒湖特別も8馬身差で圧勝。一気にメンバーは強くなるが、まだキャリア4戦と伸びしろはたっぷりで、菊花賞3連覇中のルメール騎手との初コンビでどんなパフォーマンスを披露するか、楽しみだ。
ゴーイントゥスカイ(牡、上原佑)も注目の1頭。春は青葉賞を制し、ダービーではロブチェンから0秒1差の4着に健闘した。休み明けのセントライト記念は6着だったが、やや重の馬場とスローの前残りが影響。しまいの脚は確実で、持ち前の切れ味を発揮できれば上位争いになる。
新星ジャスティンシカゴ(牡、宮田)も面白い。3カ月ぶりだったセントライト記念は、12番人気ながら好位から力強く抜け出して重賞初制覇。ここにきて成長が著しく、スタミナも豊富で、初のG1舞台でも好レースが可能だ。
バステール(牡、斉藤崇)の変わり身にも注意。弥生賞ディープインパクト記念の勝ち馬で、ダービーは最後方から道中で好位まで上昇し、直線で先頭に立つ見せ場たっぷりの3着だった。セントライト記念はやや重もあって大敗したが、良馬場なら見直したい。
アウダーシア(牡、手塚久)はスプリングSで重賞初制覇。セントライト記念は4角大外とロスの大きい競馬でも差のない3着に好走した。末脚が生きる展開なら台頭がある。
その他、京都新聞杯の勝ち馬コンジェスタス(牡、高野)、皐月賞4着のアスクエジンバラ(牡、福永)などが最後の1冠を狙う。



