
- エイリアンの基地?!と思われる建物は、実はビーフジャーキーやエイリアングッズを扱うお土産店です
不夜城ラスベガスは、ギャンブルやエンターテイメントの街として世界中の人たちを魅了していますが、実はここにはもう一つ隠れた魅力が秘められています。
ラスベガスから北北西に200キロほどの砂漠の真ん中に存在するアメリカ軍の機密事項が隠されているとまことしやかにささやかれる俗称「エリア51」と呼ばれる軍事基地は、周辺でのUFOの目撃情報が非常に多く、基地内で極秘にエイリアンの研究をしているのではないかとも言われるUFOや宇宙マニアに有名な場所です。
エリア51は今でこそグーグルマップのおかげで大まかな位置情報を把握することができるようになりましたが、実際には地図上には存在しておらず、まだまだ謎に包まれた秘密基地としてマニアたちの探求心を駆り立てています。マニアならずともエイリアンとの遭遇にはちょっと興味があると言う人もいると思いますが、ラスベガスから道なき道を進んでエリア51やUFO探索に出かけずとも簡単にエイリアンに遭遇できる街がラスベガスの近くにあるんです。
ロサンゼルス(LA)からラスベガスに車で向かう途中にある小さな街ベイカーは、ラスベガスからは1時間ほどの距離。全米で最も暑い街として知られ、今夏の猛暑で日本でも度々話題となった「死の谷」と呼ばれるデスバレー国立公園の入り口の街でもあります。
高速道路沿いにガソリンスタンドや飲食店がいくつか並んでいるだけの小さな街に、エイリアンに占拠された建物があります。その名も「エイリアン・フレッシュ・ジャーキー」。

- 駐車場に侵入してくる人間たちを監視している?エイリアン
看板を目印に車を走らせていくと、さっそく建物の前でギャラクシー・スペース・パトロールと書かれた車に乗ったエイリアンがお出迎えしてくれます。そしてその横にはこれまたエイリアンの乗った小型機も停まっており、駐車場には「エイリアン専用駐車場」の看板が。

- 「エイリアン・オンリー」と書かれた駐車場の看板。人間の車は停められません

- ギャラクシーの平和をパトロールしているエイリアンたちはお店の前で訪れた人間たちを歓迎してくれています
どうやらここには我々人間の車は停めてはいけないということのようです。ミサイルなども装備された建物はちょっと入るが怖い…と躊躇しそうになりますが、平日の午後と言う時間帯にもかかわらずに大勢の人で賑わっています。

- UFOや怪しげなレーダーなども
実はこの建物はその名の通りジャーキーなどを扱うお土産店なのです。でも、エイリアンから作った新鮮なジャーキーを売っているというわけではなく、人間が食べられるビーフジャーキーなのでご安心を。ジャーキーだけでなく、お菓子やホットソース、エイリアンやエリア51グッズなども売られており、知る人ぞ知る有名店です。

- 所狭しと商品が並ぶ店内のベンチにはピースサインのエイリアンが
人間には空にしか見えない袋の中に実はエイリアンには見えるジャーキーが入っている「インビジブルジャーキー(見えないジャーキー)」や、エリア51に入ることができる通行許可書やセキュリティパス(もちろんフェイク)、エリア51の砂、エイリアンの形をしたボトルやTシャツなど店内にはとにかく怪しげなグッズがいっぱい並んでいます。

- このパスを持っていれば、エリア51に入れます。もちろんジョークですが、マニアに人気のお土産です

- オリジナルやテリヤキ、ウィスキー味など種類も豊富。エイリアンにしか見えない透明ジャーキーもあります
店内にももちろんエイリアンがたくさんいて、人間たちを歓迎してくれています。本物のエイリアンに会うことはできませんが、ゆっくりと買い物を楽しみ、エイリアンたちと記念撮影をしてエイリアングッズを旅の思い出に持ち帰る。そんなユニークな楽しみをさせてくれるアメリカらしいユーモアたっぷりのエイリアンショップです。
【千歳香奈子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「ハリウッド直送便」)

- 店内は至るところにエイリアンがいます

