7月4日はアメリカ合衆国が誕生した日です。1776年にペンシルベニア州フィラデルフィアでアメリカ独立宣言が公布されたことを記念する「インディペンデンス・デイ(独立記念日)」は、11月の感謝祭、クリスマスと並んで盛大に祝われる国民的な大イベントです。全米各地でパレードや花火の打ち上げ、コンサートなどのイベントが催され、祝日となる4日を挟んで長期休暇を取る人も大勢います。

当日は家族や友人と集まってBBQやピクニックをして昼間は過ごし、夜は花火の打ち上げを楽しむのが一般的です。ここロサンゼルス(LA)近郊でも、独立記念日を祝うさまざまなイベントが行われますので、この時期にLAを訪れる機会があれば独立記念日にしか楽しめない花火大会やパレードなどを体験してみてはどうでしょう。LA近郊のおすすめ独立記念日の花火大会&イベントを紹介します。

ロングビーチの花火大会(写真はクイーン・メリー号の公式HPより)
ロングビーチの花火大会(写真はクイーン・メリー号の公式HPより)

LA南部にあるアメリカ最大級の港湾都市ロングビーチでは、毎年独立記念日を祝って壮大な花火の打ち上げが行われます。この花火大会の最大の特徴は、ハーバーに停泊するかつて北大西洋を横断し、現在はホテルとして利用されている豪華客船クイーン・メリー号をバックに美しい花火が楽しめることです。ライトアップされたクイーン・メリー号と夜空を飾る大輪、そして海面に反射する花火は幻想的で、LA近郊でも1、2を争う人気の花火大会です。海沿いのレストランや公園から見学ができる他、クイーン・メリー号に乗船して船の上からも花火を眺めることもできます。

マリナ・デル・レイの花火大会(写真はマリナ・デル・レイ観光局のHPより)
マリナ・デル・レイの花火大会(写真はマリナ・デル・レイ観光局のHPより)

ロングビーチと並んで人気なのが、空港の北に位置する世界最大級のヨットハーバー、マリナ・デル・レイの花火大会です。周辺どこからでも見学ができますが、ハーバー沿いにあるレストランで食事をしながら眺めるのも素敵です。当日は花火を見学するヨットやボートもたくさん出ているので、マリーナからは美しい景観が楽しめます。

LAダウンタウンで行われる独立記念日を祝うイベントのフライヤー(公式サイトより)
LAダウンタウンで行われる独立記念日を祝うイベントのフライヤー(公式サイトより)

LAダウンタウンでも毎年、独立記念日に合わせて盛大なイベントが行われています。中心部のグランド・パークでは夕方から無料のライブコンサートが行われ、人気ミュージシャンやDJが登場し、大勢の人で盛り上がります。今年のイベントでは、例年の花火大会に代わって初めてドローンによるナイトショーが行われることになっており、無数のドローンが夜空で光を描くショーは、大きな話題となりそうです。

パシフィック・パリサデスの独立記念日の様子(写真はイベントの公式サイトより)
パシフィック・パリサデスの独立記念日の様子(写真はイベントの公式サイトより)

アーノルド・シュワルツェネッガーらハリウッドセレブも暮らすマリブとサンタモニカの間にある海沿いのパシフィック・パリサデスという高級住宅地では、毎年独立記念日を祝うパレードやコンサート、花火大会が行われています。星条旗がデザインされた衣装や帽子を身に着けた参加者や国旗を手にした子どもから愛犬までたくさんの市民が参加するアットホームなイベントで、規模は小さいながらもアメリカらしい独立記念日の雰囲気が楽しめます。

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの花火大会(写真は公式サイトより)
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの花火大会(写真は公式サイトより)

ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ハリウッドなどテーマパークでも、7月4日は独立記念日を祝って特別な花火のショーが行われます。入場料に含まれているので、夜までテーマパークで遊んだ後は、豪華な花火のショーを楽しむのもおすすめです。

(米ロサンゼルスから千歳香奈子。ニッカンスポーツ・コム「ラララ西海岸」)