日本海せたな町の瀬棚沖で11日、ヒラメを狙った。前日までの大雨で濁りがありウネリが残る中での釣りとなった。サイズは中型が中心で38~53センチが1人当たり5~15匹の釣果だった。

 午前5時、瀬棚漁港から寿喜丸(西田船長、【電話】080・1975・1688)に4人が乗船し、15分ほど沖に向かった。ヒラメ用仕掛けにバケ500グラム、エサはオオナゴ。海水の濁りとウネリに加え、潮も動かない悪条件の下、三本杉岩沖で船を少しずつ移動させながら水深15~20メートルのポイントで竿(さお)を振った。中型は上がるものの大型が見えないため外防波堤近くに移ると、波が高い中で50センチ超が1人に連続で3匹釣れ、船内に歓声が上がった。西田船長は「今シーズンは早い時期から好調」と話しており、天候次第で今後も楽しめそうだ。【リポーター・竹鼻雅己=63】