翔タイム再び! 俳優の“アニキ”こと哀川翔(61)と“かっちゃん”ことタレントの勝俣州和(57)と釣り仲間たち計7人が8日、千葉・保田「村井丸」(村井智博船長=59)でLTイサキ五目に挑んだ。“メインはあくまでもイサキだが、アニキの提案で「何目釣れるかで競おう!」となった。

「船釣りは2年ぶりくらい」というかっちゃんは「今までボウズだったことがない。ノーボウズ、ノーライフ! 行ったら必ず釣る。魚に愛されているかと、おいしく頂く気があるかですね」と早朝からテンション高め。「今日は2時半に起きてトイレを掃除して徳を積んできたから!」と告白した。

その効果かどうかは定かではないか、アニキより先に本命のイサキをゲット。一方アニキはこの日、オマツリに手を焼いていた。「いつもと変わらないはずなのに、今日はなんでこんなに仕掛けが絡むの?」。どうやら、潮がほとんど流れていない状態で落とした仕掛けが着底する前にしゃくってしまっていたと思われる。村井船長からのアドバイスで頻繁したオマツリから解放されると、確実に釣果に結び付けていった。最初はベラ、次には本命のイサキ、エソ、カサゴと釣り上げ四目達成。

一方かっちゃんは、当たるけど掛かりが浅く、バレも多発していた。そんな中、かっちゃんのサオ先がグンとしなった。「来た~っ!」。アワセも決まり、巻き上げて来る途中でも、何度か暴れた。「何だ、何だ? デカくないか!?」。上がったのは良型のメイチダイ。「タイじゃん! なんだか分からないタイだけど、タイはうれしい!」。

その横でアニキは名称不明な小魚を釣り上げ五目達成。続けてサクラダイを上げ、六目でトップに立った。かっちゃんは地味にカサゴも釣り上げ三目とすると、オジサン&ベラのダブルヒットで五目とアニキを猛追。

そして、沖きあがり30分前にアニキのサオ先が大きくしなると、翔タイムの幕開け! 「来た来た! ん? 何だこれ、重いぞ。今日イチのヒキだ!」に釣り仲間たちがどよめく。海面に赤い魚影が見えると「マダイじゃないか?」。だが、上がったのは大型のオジサン。「こんな大きなオジサンみたことないよ」と笑うと「オジサンがオジサンを釣ってどうすんのよ!」と自虐ネタ発言。実はアニキ、以前にもオジサンを釣っているが、そのときは無言だった。

「まだ時間あるよね? まだまだ行くぞ」で投入すると、今度はタマガシラをゲット。「初めて見たよ!」の発言と同時進行で絡んだハリスの復旧作業。「あと何分? 3分? 3分あれば行ける!」で投入したその直後、三度アニキのサオ先が海中へと沈んだ。「来たぞ~!」いつになく慎重に巻き上げるアニキ。上がってきたのはメイチダイ。これを無事取り込むとガッツポーズが飛び出した。結果、九目でぶっちぎりの勝利。「最後まで釣ってやるという気持ちが大切。でも、なんかすごくない?」と、まるで漫画のような展開に自らも驚いていた。その横でかっちゃんは「釣りって最高! アニキ、また行きましょう。次はマダイで」にアニキは「分かった!」と応えた。

この日の模様は後日、日刊スポーツ釣り特集面(関東版)および、YouTube動画「ニッカン釣りちゃん」で近日公開。