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センバツ出場32校をズバリ予想 24日選考委員会

センバツ出場校を決める選考委員会が今週24日(金曜)に迫った。出場32校をズバリ予想してみた。

昨年のセンバツ決勝・習志野対東邦 優勝し歓喜の東邦ナイン(撮影・清水貴仁)
昨年のセンバツ決勝・習志野対東邦 優勝し歓喜の東邦ナイン(撮影・清水貴仁)

ちなみに12年以降の予想は、12年=3校外れ、13年=2校外れ、14年=1校外れ、15年=2校外れ、16年=4校外れ。17年=1校外れ、18年=3校外れ(19年は予想お休み)

まずは例年最も頭を悩ませる21世紀枠から。

【21世紀枠=3校】

磐城(福島)平田(島根)伊香(滋賀)の3校を予想。

まず東日本から磐城が選ばれるとみた。文武両道の進学校で部員20人(女子マネ含む)ながら東北大会で2勝を挙げ8強入り。東北大会期間中には台風19号で地元に大きな被害が出た。大会後は被災家屋の片付けなどボランティア活動も行った。

西日本は平田。最終候補に残ったのは2年連続3度目で昨年は補欠校であと一歩で甲子園を逃した。同校は数年前から地元の園児、小学生に野球普及活動を行っている。野球競技人口の減少や「野球離れ」が問題となっている中でこの活動は評価されるのではないか。「三度目の正直」に期待。

残る1校は伊香。昨秋は滋賀大会4強。原動力はプロも注目する好投手・隼瀬一樹。昨年の石岡一(茨城)、一昨年の由利工(秋田)など好投手の存在はポイントの一つ。地域住民でつくる「体育後援会」と積極的に交流している点もプラス材料。

いずれにしても非常に予想が難しい。帯広農や近大高専も特徴のある学校でかつ、実力校で最後まで迷った。

<21世紀枠候補9校>

北海道=帯広農

東 北=磐城(福島)

関 東=宇都宮(栃木)

北信越=敦賀(福井)

東 海=近大高専(三重)

近 畿=伊香(滋賀)

中 国=平田(島根)

四 国=城東(徳島)

九 州=本部(沖縄)

【北海道=1校】

白樺学園

昨秋の北海道大会を制した白樺学園の出場が確実。準優勝は札幌日大。

【東北=2校】

仙台育英(宮城)、鶴岡東(山形)

昨秋東北大会優勝の仙台育英と準優勝の鶴岡東の出場が確実。

【関東・東京=6校】

健大高崎、桐生第一(群馬)、山梨学院、東海大相模(神奈川)、国士舘、帝京(東京)

関東大会優勝の健大高崎、同準優勝の山梨学院、同4強の東海大相模と桐生第一、東京大会優勝の国士舘の5校は確実。残る1校が悩ましい。関東大会8強から試合内容が良かった花咲徳栄と西武台の埼玉勢2校と、東京準優勝・帝京との3校の比較になる。この3校は軟投派の左腕が主戦。ただ打線は花咲徳栄が抜けている。プロ注目の強打者・井上を中心に破壊力は全国有数ではないだろうか。実力的には3校の中で一番かもしれない。

しかし、ここで過去のおさらいをしてみたい。過去8年の最後の1枠選出校は以下の通り。

19年=横浜(神奈川)

18年=国学院栃木(栃木)

17年=日大三(東京)

16年=花咲徳栄(埼玉)

15年=二松学舎大付(東京)

14年=横浜(神奈川)

13年=早実(東京)

12年=横浜(神奈川)

12年から18年までは関東と東京から交互に選ばれている。ところが昨年、その法則が崩れた。順番なら東京準優勝でバッテリー中心に実力十分の東海大菅生が選ばれるはずだった。しかし選考委員会で好投手及川の横浜を強く推す声が挙がり、逆転? されてしまったのだ。

その横浜だが、本番の甲子園では実力を発揮できず初戦敗退。東京関係者の心情は察するに余りある。それだけに今年は東京から最後の1校が選ばれるとみた。久々の帝京の出番となる。東京大会では「死のブロック」と呼ばれた激戦ゾーンを勝ち進んだ。関東第一、日大三、創価を破っての決勝進出は価値がある。ただ、決勝で国士舘に0-6と完敗。この黒星が選考委員会にどう映ったか。不安要素はその一点に尽きる。

【北信越=2校】

星稜、日本航空石川(石川)

北信越大会優勝の星稜、同準優勝の日本航空石川の石川勢2校の選出とみる。

【東海=3校】

中京大中京(愛知)、県岐阜商(岐阜)、加藤学園(静岡)

明治神宮大会で中京大中京が優勝したことで1校増枠に。

まず東海大会優勝の中京大中京、同準優勝の県岐阜商の2校は確実。

残る1校は4強入りした静岡勢。静岡1位の藤枝明誠は準決勝で中京大中京に5-12で8回コールド負け。一方静岡2位の加藤学園は県岐阜商と延長10回を戦い3-4でサヨナラ負けした。静岡大会での直接対決では藤枝明誠に軍配。しかし東海大会では準々決勝で三重1位の近大高専を延長戦の末破るなど戦いぶりが光った加藤学園が優勢。迷ったが甲子園出場経験の無い加藤学園が3校目に滑り込むとみた。

【近畿=6校】

天理、智弁学園(奈良)、大阪桐蔭、履正社(大阪)、明石商(兵庫)、智弁和歌山(和歌山)

近畿大会優勝の天理、同準優勝の大阪桐蔭、同4強の履正社、智弁学園は確実。残る2校だが8強入りした4校の中から明石商と智弁和歌山が選ばれるとみた。明石商は昨年甲子園春夏4強のエース中森が健在。近畿大会では準々決勝で大阪桐蔭に3-4で逆転負けを喫したが実力は十分。智弁和歌山は準々決勝で智弁学園と壮絶な打ち合い。13-17で敗れはしたが強烈な印象を残した。残る2校(京都翔英、奈良大付)はともにコールド負けしたことからも明石商、智弁和歌山が選ばれるとみる。

【中国・四国=5校】

倉敷商(岡山)、鳥取城北(鳥取)、広島新庄(広島)、明徳義塾(高知)、尽誠学園(香川)

中国大会優勝の倉敷商、同準優勝の鳥取城北、四国大会優勝の明徳義塾、同準優勝の尽誠学園の4校は確実。

残る1校だが、まず中国地区からは4強入りした創志学園(岡山)と広島新庄。四国は高知中央と岡豊の高知勢が候補に残る。ただ四国の高知2校は準決勝でともにコールド負け。そこで中国地区から3校目が選ばれるとみた。創志学園は岡山大会で倉敷商を破って優勝。プロも注目する大型右腕・三方陽登投手を擁する。中国大会では同投手が好投し準決勝へ。しかしここで鳥取城北打線に打ち込まれ6-13でコールド負けを喫した。一方の広島新庄は広島大会優勝校。八頭、高川学園を破って4強入り。準決勝では優勝した倉敷商と接戦を演じ延長11回の末、敗れた。ともに実力校で甲乙つけがたいが、地域性も考慮し広島新庄が選出されるとみた。

【九州=4校】

明豊、大分商(大分)、創成館(長崎)、鹿児島城西(鹿児島)

九州大会優勝の明豊、同準優勝の大分商、同4強の創成館と鹿児島城西が順当に選ばれるとみた。

【デジタル編集部 福田豊】

85年日刊スポーツ新聞社入社。野球記者11年、野球デスクを7年勤めた後、現在は毎朝6時半出社で「ニッカンスポーツ・コム」の編集を担当。取材で世話になった伝説のスカウト、木庭教(きにわ・さとし)さん(故人)を野球の師と仰ぐ。@fukudasunのアカウントでツイート中。

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