第101回高校野球選手権岩手大会が11日、開幕する。最速163キロ右腕・大船渡の佐々木朗希投手(3年)の投球には全国から注目が集まる。球場側も準備万端整えた。

大船渡は2勝すると、4回戦以降の4試合は盛岡市の岩手県営野球場が舞台になる。12年7月20日、当時花巻東のエースだったエンゼルス大谷が160キロをマークした「聖地」だ。同球場のスピードガンは05年に設置され、現在も同じ機種を使用している。

業者による定期点検は年1度。しかし「今年は佐々木君が騒がれているのもあるので、点検を増やしています」と球場管理担当者は話す。今年は半年ですでに2度。「直近では7月4日に点検がありました。それ以外に、職員が自主的に何度も点検しています」という念の入れようだ。

4日の定期点検でも、正常値が出た。大谷の160キロの際は「この数字は本当ですか?」と問い合わせが多かったという。担当者は「1試合に数球、実際の速度とずれが生じるのは、どこの球場のスピードガンでもありえます。ただ、私たちも一生懸命整備、点検していますので今回も問題ありません」と自信を持つ。満を持して“その時”を待つ。【金子真仁】