語り継がれる試合になるだろう。佐々木朗希投手(3年)を擁する大船渡(岩手)が、4回戦・盛岡四戦で延長12回の激闘を4-2で制した。佐々木は194球完投で21奪三振。8回には令和初、高校野球公式戦史上最速タイの160キロをマークした。

延長12回には自身で決勝2ランを放ち、試合後には涙。98年夏の甲子園、横浜-PL学園戦での松坂大輔投手(現中日)を想起させるドラマは、野球界待望の大スター誕生を確信させた。