U18W杯(8月30日開幕、韓国・機張)に出場する高校日本代表合宿の練習が23日、都内で行われた。

練習試合が予定されていたが、雨天中止のため室内練習場での調整になった。

練習の合間には、昨年の代表メンバーの中川卓也内野手、蛭間拓哉外野手(ともに早大1年)が激励に訪れた。前主将の中川は、参加した18人のメンバーに「各国がそれぞれの野球をするので、そこに惑わされずに日本らしい野球をして、世界一になってほしい」とメッセージを送った。

その後、報道陣に対応した中川は特に印象深い相手として「やっぱり韓国ですかね」と挙げた。「野球の実力はもちろん、考えた野球をしてくる。得点パターンが何個もあるように感じましたし、2死三塁からでもセーフティーバントをしてきた」と振り返った。

中川は、今年の主将を務める坂下翔馬内野手(3年=智弁学園)と2人で話し込む場面もあった。坂下は「自分がどうすればしっかりチームがまとまるかを聞きました。選手間のミーティングでも1人1人が積極的に会話するとか、そういうところを早めにやっていきたいです」と先輩からの教えに感謝していた。

チームは24日、25日も練習を行う。26日は大学日本代表との壮行試合に臨み、28日に渡韓する予定。