大船渡が県大会へ 佐々木からエース継承前川が力投

<高校野球秋季岩手県大会沿岸南地区予選:大船渡5-2大船渡東>◇26日◇代表決定戦◇住田町運動公園野球場

今夏の岩手大会で準優勝の大船渡が、新チームの公式戦初戦で白星発進して県大会(9月14日から、岩手県営球場ほか)出場を決めた。4回に先制したが、5回にすぐに追いつかれた。それでも同裏に4番吉田昂生(こうせい)内野手(2年)の適時打で勝ち越しに成功した。8回にも再び吉田の2点三塁打で加点。新エースの前川真斗(まなと、2年)が2失点完投した。

U18日本代表の最速163キロ右腕、身長190センチの佐々木朗希投手(3年)が抜けて、最速120キロ左腕で身長161センチと小柄な前川に背番号1が継承された。身長差は31センチ、直球の最速差は43キロ。「高低」と「緩急」のギャップで前エースとは対照的だが、得意の打たせて取る投球で相手打線を抑えた。

前川は今夏は岩手大会決勝の花巻東戦でも2番手で3イニングを投げており、「今日はコントロールが良かった。緊張はしないタイプだが、(同決勝は)ガチガチでストライクが入らなかった。大舞台での経験が今回生きた」と笑顔で振り返った。

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  • 大船渡東対大船渡 5回裏大船渡1死一、三塁、勝ち越し打を放つ吉田(撮影・山田愛斗)
  • 大船渡東対大船渡 5回裏大船渡1死一、三塁、勝ち越し打を放ちガッツポーズをする吉田(撮影・山田愛斗)