長崎日大は延長13回タイブレークの末、近江に逆転負けを喫した。2-0の9回に追いつかれ、無死一、二塁から始まる延長13回に4点を献上。打線も近江のプロ注目右腕、山田を攻略できず、激闘の末に涙をのんだ。
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近江は、開幕前に新型コロナの集団感染があった京都国際に代わる代替出場。長崎日大も対戦相手が直前で変わるなど影響はあったが、平山清一郎監督(42)は「近江さんが準備をしてくれて、試合をさせていただいたことがありがたかった」と感謝。自チームのドタバタより、相手の準備力を敬った。
元々は京都国際のプロ注目左腕、森下瑠大投手(3年)の対策に明け暮れていたが白紙に。急きょ近江・山田の映像をかき集め、熱戦を繰り広げた。主将の河村は「左のいいピッチャーから右のいいピッチャーに代わっただけで動揺はありませんでした。山田君と対戦出来ることは喜びでした」。23年ぶりのセンバツ出場を心から楽しんだ。
先発で9回途中2失点の力投を見せた種村も「プロ注目の選手と投げ合えたのは光栄。夏にまた帰ってきたいです」と、前を向いた。昨秋の九州大会で敗れた九州国際大付へのリベンジに燃えていた長崎日大。やり返す相手が、また増えた。【只松憲】

