久米島が向陽に競り勝ち、8強入りした12年以来の初戦突破を決めた。

先発したエース仲村龍太(3年)が、9回130球を投じ8安打3失点で完投勝ち。力のある直球を軸に攻め、3回を除く毎回の14奪三振と圧倒した。米須清祐監督は「変化球の低めへのコントロール、ストライク率が良かった。気持ちを全面に、力でねじ伏せてくれた」と、背番号1を手放しでたたえた。

打線は1点を追う7回に追いつき、8回1死一塁で6番熊谷七星内野手(3年)が左越え二塁打を放ち、一塁走者の当間裕太外野手(3年)が一気に勝ち越しのホームを踏んだ。終盤の逆転劇に、指揮官は「選手が粘り強く戦ってくれた。特別というか、(夏)1勝の重みを感じました。選手には財産になると思います」としみじみと振り返った。