“清原”が夏の甲子園に向けて出発した。第105回全国高等学校野球選手権記念大会(6日、開幕)に出場する慶応(神奈川)が2日、新横浜駅で壮行会を行った。

PL学園時代に聖地で通算13本塁打を放った清原和博氏の次男、勝児内野手(2年)は神奈川大会と同じ背番号15でベンチ入りが決定した。

背番号順に名前を呼び上げられると、勝児の目には闘志があふれていた。「夏っていうのは春とは違うと思っているので、そこをしっかりかみしめて感謝をもって頑張ろうと思う」と引き締まった表情で言った。父からは「夏の甲子園は良い場所だから、精いっぱい、頑張ってこい」と送り出されたことも明かした。

神奈川大会ではスタメン出場が1試合にとどまり、通算3打数無安打3四球に終わった。だがチーム一丸の姿勢を貫き、春夏連続出場に貢献した。父が愛された特別な場所でセンバツでも5番三塁手でプレーしたが、留年しているため最初で最後の夏の甲子園になる。森林貴彦監督(50)は「センバツから選手たちは大いに成長して、夏の大会も激しい戦いの中で、目に見える部分とそうでない部分でかなり成長してくれていると感じています」と手応えを得て乗り込む。1916年以来の深紅の大優勝旗を持ち帰る。【黒須亮】

 

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