今大会に出場する全49校が、初戦を終えた。140キロ以上を記録した投手は昨年が56人だったが、今年は44人と10人以上の大幅な減少となった。完封は3人と圧倒的な存在の投手は少なかったが、安定して試合をつくることができる投手が多かった印象だ。多彩な変化球を操り、制球力のある投手が多く、2ケタ失点は2チームのみだった。

野手では、高校通算140発の花巻東(岩手)佐々木麟太郎内野手(3年)をはじめ長打力のある選手がそろった。コロナ禍が明け、野手の体つきの変化を指摘するスカウトもいた。コロナの影響で制限されていた昨年までと違い、各校とも十分な練習を積んでいるとみられる。慶応や浜松開誠館などは特に打力が目立った。現行の金属バットでは最後の大会。反発力を抑えた新基準の金属バットに完全移行する来春以降の打撃にも注目だ。

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