鶴岡東(山形3位)が名取北(宮城3位)との接戦を3-1で制した。八戸学院光星(青森1位)は2本のホームランなどで一関学院(岩手2位)を5-1でねじ伏せた。東北(宮城2位)は日大東北(福島2位)に8-0と大勝した。
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完璧な当たりだった。1-0の7回1死一、三塁の好機。八戸学院光星・新谷翔磨外野手(2年)が右中間へ3ランをたたき込んだ。先発のエース北口晃大が好投を続けるなか、打線は4回まで沈黙。1安打に抑えこまれていた。新谷翔はもどかしさでいっぱいだった。「北口のために」。その一心で捉えた当たりは、高校通算12号。勝利へ導いた。
今年のチームは堅守が売り。この日も無失策で終えた。仲井宗基監督(55)も「守り勝つ野球ができました」とうなずいた。だが、新谷翔は「実は守備が苦手で…」と吐露。だからこそ、得意の打で勝負する。「バッティングで貢献するのが自分の役割です」。まさに言葉どおり。存在感を見せつけた1発だった。「目標は優勝して神宮大会に出場することです」。東北王者まで残り3勝。1勝ずつ、確実につかみ取っていく。

