古豪・八幡商が15年ぶりに滋賀の頂点に立った。初優勝を狙った彦根総合に勝利し、創立140周年を最高の結果で祝った。

先発した久保田渓五投手(2年)が初回、4回と先頭に長打での出塁を許すも後続を打ち取り、粘りの投球をみせる。

すると打線は4回裏、先頭が四球で出塁し、5番辻出愛輝外野手(3年)が左翼スタンドへ運ぶ2点本塁打で2点を先制した。

5回すぐさま同点とされるもその裏、先頭から四球、2本の安打と2つの敵失も絡み3点を勝ち越し。6回にも連打から敵失を誘い1点を追加し試合を優位に進めた。

投手陣は久保田と、4回から2番手で登板したエース田上晴也投手(3年)が2回、8回を除き毎回走者を背負いながらも要所を締めて投げ切った。

小川健太監督(44)は試合後「正直実感はないんですけど、OBの方たちもこの15年間、本当に待ち遠しく待ってくださっていた甲子園という舞台なので。なんとか結果でお返しすることができて本当に良かった」と語った。

春夏14度の甲子園出場も11年以来聖地から遠ざかっていたが、学校として大きな節目の年に復活をみせた。

◆八幡商 1886年(明19)に滋賀県商業学校として創立した県立校。生徒数は699人(うち女子373人)。野球部は1898年創部で部員69人(女子マネジャー6人)。甲子園出場は春7度、夏8度目。主な卒業生は巨人則本昂大、元西武西川純司ら。所在地は近江八幡市宇津呂町10。松村友二校長。

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