履正社が金光大阪を下し、3年ぶり6度目の夏の甲子園出場へ王手をかけた。

西武の辻竜太郎2軍野手チーフコーチ(50)を父に持つ、4番辻竜乃介内野手(3年)が勝負強さを発揮した。1-0で迎えた3回2死三塁から左前適時打をマーク。続く4回には2死満塁で右翼へ2点適時二塁打を放った。さらに6回も1死一、三塁の場面で再び右前タイムリー。5打数3安打4打点の大暴れを見せ、チームの快勝に貢献した。「自分で決めるっていう気持ちが一番大事なんですけど、頭を冷静にして打席に入れていると思います」と胸を張った。28日の決勝戦は父も観戦予定で「お父さんが見てる中で活躍するのは自分にとってもためになると思う。チームが勝つことが一番ですし、期待に応えられる結果を出したいと思います」と意気込んだ。

投げては先発した2年生左腕、上山篤慶が高校初の9回完封勝ち。計9安打を浴びるなど3者凡退は8回のみ。再三走者を置くマウンドとなったが、要所はきっちり締めた。多田晃監督(48)は「よく頑張って投げてくれました。力強いピッチングをしてくれたと思います」と目を細めた。決勝の大一番を中1日で控え、エース木村颯投手(3年)ら投手を温存できた意味合いは大きい。

決勝は東海大大阪仰星-箕面学園の勝者と対戦する。

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