白樺学園(北北海道)が1-2の惜敗で2年ぶりの甲子園を初戦で終えた。
11年以来の白星は逃したが、熱戦を見届けた人々への記憶にはビッグプレーが刻まれた。同点で迎えた8回1死一、二塁。二遊間を抜けると思われた打球に金井瀬那二塁手(2年)が飛びつくと、そのまま後藤健遊撃手(2年)にグラブトス。後藤は弱い送球に即時判断。素手の右手で球を受け二塁を踏み、一塁に送球して併殺を完成させた。
甲子園を揺るがすような大歓声が包んだ。金井は「(球が)来た瞬間は際どいと思ったけど。野球ってやっぱ気持ち。気持ちで取れた」と振り返った。後藤も「金井とは朝の自主練でシミュレーションしてきた」。9回から2番手登板で痛恨の決勝打を許した二刀流遊撃手は、涙に暮れながら、超絶プレーの裏側を打ち明けた。
来年は2人は上級生としてチームをまとめる。金井は「野手から流れを持ってきて、チームを勝てるようなチームにして戻ってきたい」と成長して戻ってくることを誓った。【伊東大介】

