日南学園(宮崎)は一時は同点に追いつく粘りをみせたが横浜(神奈川)に競り負け、2回戦敗退となった。

日南学園の金川豪一郎監督(49)は、1-1の6回無死満塁のチャンスで無得点に終わったことを悔やんだ。「あそこでなんとか先に点をとれていたら。押せているゲームだったので、とるべき時にとらないといけなかった」。圧巻はこの回途中からマウンドに立った横浜エース織田だった。最速156キロを投げ込むなど圧倒的な投球で4番谷口が空振り三振が倒れ、5番の下川は二ゴロ併殺で打ち取られた。“超高校級”の出現が試合の流れを一気に変え、勝利の女神から見放された。

明徳義塾戦の後には織田対策としてマシンを150キロ以上に設定して振り込んできたが、3イニングを1安打に封じ込まれた。8回に唯一ヒットを打った豊丸は「ボールのキレや伸びがマシンとは全然違う。速球対策をしてきたのに腰が引けてしまい、自分しかヒットを打てなかったのが悔しい」とかみしめた。

◆無死満塁で無得点 最近の甲子園で無死満塁のピンチを脱した主なケースでは、05年夏の田中将大(駒大苫小牧)が日本航空戦の6回、三振、中飛、三振で切り抜けた。13年夏の小島和哉(浦和学院)は仙台育英戦、16年春の早川隆久(木更津総合)は札幌第一戦で、ともに3者連続奪三振。

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