5日に開幕した夏の甲子園もいよいよ佳境を迎える。18日は準々決勝4試合が行われる。
第3試合は、準々決勝唯一のセンバツ出場校同士の対決となった。3年ぶり8強の花巻東(岩手)と、2年連続8強入りの横浜(神奈川)が激突する。
花巻東は3回戦でセンバツ8強の英明(香川)を4-0で破り、勢いに乗る。今大会3試合で11盗塁と機動力を武器に勝ち上がってきた。中軸を担う赤間史弥外野手(3年)、古城大翔内野手(3年)はいずれも打率4割超と好調。走って打つ攻撃で、横浜の守備陣を揺さぶれるか。
対する横浜は、最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年)に注目が集まる一方、打線も好調だ。初戦から3試合連続2桁安打を記録。さらに3試合で11犠打を決めるなど、機動力を生かす花巻東とは対照的に、手堅く好機を作ってきた。守っては今大会、いまだ盗塁を許していない。脇山魁音捕手(2年)は花巻東の機動力について「どれだけできるか楽しみ」と話しており、花巻東の走塁と横浜バッテリーの攻防も見どころとなる。
17日には甲子園春夏5度の優勝を誇り、歴代5位の通算51勝を挙げた渡辺元智(わたなべ・もとのり)さんが死去。前監督の訃報(ふほう)が届く中、後輩たちは聖地で新たな歴史を刻めるか。
ともに今春のセンバツでは初戦敗退。その悔しさを胸に夏の甲子園で勝ち上がってきた両校が、4強入りを懸けてぶつかる。対照的な攻撃を持つセンバツ出場校同士の一戦に注目だ。

