県立進学校の仙台一がウェルネス宮城を下して、75大会ぶりの秋の決勝進出を決め、3大会ぶりの東北大会出場も決めた。

先発の矢崎太陽投手(2年)が、9回2安打完封。変化球でカウントを整え、力強い直球を生かした。ラストバッターを「今日一だった」というカットボールで投ゴロに打ち取りガッツポーズ。「東北大会出場が目標だったので、ひとつ目標が達成できて嬉しいです」。準々決勝まで県大会3試合で全て先発し、22回2/3を373球、2失点とけん引した背番号1。大一番でも好投で勝利に導いた。

75大会ぶりの決勝進出、3大会ぶりの東北大会切符に千葉厚監督は「本当に嬉しいですね。今年で創部130周年、周りからも期待もありましたし、3年前に東北大会にいった彼らの顔も最後勝った瞬間に思い浮かびました」と歴史をかみしめた。

23年に第3代表として出場した東北大会では八戸学院光星(青森)に敗れ、初戦の2回戦で敗退。指揮官は「ここでおしまいじゃないので、彼らの思いも実現できるように、さらにもうひとつ上にいけるように頑張りたいと思います」と力を込めた。

23日の決勝では、同じく75大会ぶりの秋の宮城王者をかけ、仙台育英と対戦する。