カブス和田毅投手(34)が敵地でのナショナルズ戦で今季初黒星を喫した。今季ワーストの3回2/3で9安打5失点(自責5)で降板した。

 初回は2死からハーパーに四球を与えるも、カットボールを織り交ぜた投球で無失点に抑えた。調子を崩したのは2回。先頭ラモスに右前打を許すと、続くデズモンドに左越え二塁打。無死二、三塁となったところでエスピノザに特大先制3ランを左翼席にたたき込まれた。

 とどめを刺されたのは4回。先頭から連打で無死二、三塁となった直後に犠飛と単打で2点を追加され、2死一、三塁から3番ハーパーを敬遠した後に降板した。

 3回2/3を投げて9安打1奪三振2四球で5失点(自責5)。防御率は4・19となった。

 和田は「結果の通り。修正を試みたが、なかなかうまくいかなかった。球威もコントロールも全然よくなかった」と反省しきりだった。