レッドソックスからFAになった上原浩治投手(41)がカブスと1年契約で合意したことが14日(日本時間15日未明)、明らかになった。近く正式発表される見通し。米メディアによると、契約内容は1年600万ドル(約6億6000万円)とみられる。

 09年にメジャー移籍した上原は、オリオールズ、レンジャーズ、レッドソックスに続き、これが4球団目。連覇を目指すカ軍で、上原は今季27セーブの守護神ウェード・デービスらと強力ブルペンを形成すると期待されている。

 上原は日本時間14日にTBSラジオの番組に出演する予定だったが、身体検査と正式契約のため今週頭に渡米し、ラジオは収録で放送された。番組の中で「身体検査を2日間し、その場でサインするだけ」と話し、世界一チームの一員になることを楽しみにしている様子だった。