アストロズ青木宣親外野手(35)が、日本人選手で史上7人目となる日米通算2000安打を達成した。

 4回の第2打席では右中間への適時二塁打を放ち王手をかけ、6回の第3打席、無死から左前安打を放ち金字塔を打ち立てた。

 8回には2001安打目となる右前安打を放ち、この試合4打数3安打1打点だった。チームは6-12で敗れた。

 青木は1982年(昭57)1月5日、宮崎県生まれ。宮崎・日向高では投手、早大で外野手に転向した。大学3年秋に首位打者を獲得。03年ドラフト4巡目でヤクルト入団。04年イースタン・リーグ首位打者。05年にプロ野球2人目となる200安打を達成し、首位打者と最多安打獲得。タイトルは首位打者3度、最多安打2度、最高出塁率2度、05年新人王、06年盗塁王、ベストナイン7度、ゴールデングラブ賞6度。

 WBCには世界一に輝いた06年、09年、4強入りした17年の3度出場した。

 ポスティングシステム(入札制度)を使って250万ドル(約2億円)で落札したブルワーズと2012年1月に2年契約を結んだ。

 14年にロイヤルズ、15年にジャイアンツ、16年にマリナーズと渡り歩き、今季からアストロズに移籍した。

 09年には当時テレビ東京アナウンサーの佐知さんと結婚し、11年10月には長女、13年6月には長男が誕生。175センチ、80キロ。右投げ左打ち。