エンゼルス大谷翔平投手(23)が、オープン戦2試合連続安打を記録した。

 「8番DH」で出場。4回の第2打席、ドジャース左腕ヒルの88マイル(約142キロ)直球を左前に運んだ。そのほかの打席は倒れ、4打数1安打だったが、20日(日本時間21日)のダイヤモンドバックス戦で放った中前打に続き、渡米後初めての2試合連続安打となった。独特の間合いで投げる投手が多く、タイミングが取れないことがここまでの課題。この日はトップの位置を早めにつくり、右足を上げずにその場でタイミングを取るノーステップ打法に近い形を、大胆に試した。

 「形は変わってるように見えますけど、トップに入る過程をちょっとはぶいたくらいなので、そんなにスイング自体は変わってないかなと思います。実戦ではそれなりにいい感じで入れたんじゃないかなと思います」と振り返った。また日本時間の26日に母校・花巻東がセンバツ初戦を勝ったことに「うれしいです。また頑張ってほしいです」と後輩たちにエールを送っていた。