カブスで右上腕三頭筋の腱炎(けんえん)のため故障者リスト(DL)に入っているダルビッシュ有投手(31)が25日、インディアナ州サウスベンドで行われた傘下のマイナー、1Aサウスベンドの試合で先発として実戦復帰し、5回を3安打1失点、5三振だった。

 実戦は公式戦で登板した5月20日以来。1回は3者凡退で好スタートを切り、2回には3三振を奪った。3回にソロを浴びたが、直球が150キロ超を計測するなど最少失点に切り抜けた。これがメジャー復帰に向け、最後の登板になるとみられている。

 今季からカブスに移籍したダルビッシュは開幕から振るわず、5月26日にDL入り。12日に投球練習を再開していた。今季は1勝3敗、防御率4・95。