アストロズは2-3のビハインドで迎えた9回裏、ジョージ・スプリンガー右翼手の適時打で同点とすると、ユリエスキ・グリエル三塁手の適時打で逆転サヨナラ勝ちを決めた。

 今季スランプに陥っていたスプリンガーは9回に打席に入った際、昨季ア・リーグMVPで、過去4シーズンで最多安打を記録している同僚ホセ・アルトゥーベ二塁手のバットを使用したという。同選手は、「自分のバットでは上手くいかなかったから、他の選手のバットを使ったらいいのではと考えた。それで、ヒットキングのバットを選んだんだ」と話し、「もう僕のものだ。彼(アルトゥーベ)の名前が入っているけどね」と続けた。

 投げては、先発のジャスティン・バーランダー投手が7回を4安打2失点、無四球、10三振と快投を披露したが、勝敗はつかなかった。