MLB公式サイトは24日、現役最後のシーズンでもトップクラスの成績を残した選手たちをピックアップした記事を掲載した。

MLB最後の4割打者として知られるテッド・ウィリアムズは41歳で迎えた1959年に打率2割5分4厘と低迷したが、年俸の3割を返上して現役を続行。60年は打率3割1分6厘、29本塁打と復活を果たし、現役最後の打席をホームランで締めくくった。

ビッグパピの愛称で知られるデービッド・オルティスは2016年に現役ラストイヤーとしては史上最多となる38本塁打を放ち、127打点でタイトルを獲得した。

バリー・ボンズは42歳で迎えた2007年に28ホーマー。通算成績を762本塁打まで伸ばし、メジャー歴代本塁打王となってユニホームを脱いだ。

サンディ・コーファックスは1966年に27勝(9敗)、防御率1・73、317奪三振で投手三冠を達成し、自身3度目のサイ・ヤング賞を獲得。しかし故障を抱えた左腕は限界に達し、30歳の若さで現役から退いた。

マイク・ムシーナは現役最後の2008年にキャリア初の20勝を達成。39歳での20勝は歴代最高齢記録となった。また、引退シーズンでの20勝はコーファックス以降では初だった。