フィリーズのブライス・ハーパー右翼手が、腰の張りにより試合途中で交代。この8日間、ケガによりJ・T・リアルミュート捕手とリース・ホスキンス内野手を欠いて戦ってきた同チームが、さらなる痛手を被る可能性がある。MLB公式サイトが伝えた。

フィリーズが5点差を追っていた7回裏、ハーパーは無死満塁の状況で打席に立つも、三振に倒れてダグアウトへ。すると、ジョー・ジラルディ監督とベンチコーチのロブ・トムソン氏にプレー続行は不可能との合図を送り、左腰を指差した後、クラブハウスへと引き揚げた。

7回表の守備で三塁打を追った後、違和感を覚えた様子で、何度か腰を曲げたり伸ばしたりしていたハーパー。ジラルディ監督は同選手が腰の張りを訴えていると明かし、翌日のナショナルズ戦出場可否については分からないと述べた。

フィリーズのレギュラーシーズンは残り7試合。ポストシーズン進出を目指し、ハーパーを失うわけにはいかない状況にある。