エンゼルスのアルバート・プホルス内野手(41)が、相手のスキを突く三盗でチャンスを広げた。

4点を追う7回1死一、二塁の二塁走者で第1リードをとっていた。レンジャーズの右腕コディが無警戒だったため、プホルスは同投手がセットポジションから投球動作に入る前に動きだした。気付かなかったコディはそのままボールを投げ、プホルスは悠々と三盗に成功。一塁走者とのダブルスチールで1死二、三塁のチャンスをつくった。

そして続く8番スズキの適時打で生還。3点目のホームを踏んだ。

プホルスの盗塁は19年9月18日以来、1年7カ月ぶり。球団広報のツイッターによれば、41歳を過ぎて盗塁を決めたのはエンゼルスでは3人目で、最年長での三盗となった。

また、プホルスより年齢が高い選手の三盗という条件では、16年7月17日のカージナルス戦で成功させたイチロー以来。当時マーリンズに在籍していたイチローは、42歳269日で三盗を決めた。