レッドソックスが傘下2Aポートランドの選手育成担当コーチとして、女性のケイティ・クラール氏を抜てきしたことが分かった。レッドソックスでは1年前にマイナーのコーチに就いたビアンカ・スミス氏に次ぐ2人目の女性コーチ誕生で、女性2人が同じMLB組織に在籍するのは史上初めてのこととなった。

これはMLB公式サイトや地元紙「ボストン・グローブ」の記者が報じたもの。クラール氏は昨年まで2年間、レッズのフロントで解析担当に従事。その一方でシカゴ大学にてMBAの取得を目指している最中で、「今年の春には卒業したい」と話していた。

近年は女性がプロ野球の監督やコーチに就任する例が増えており、今月には女性として初めてヤンキース傘下1Aタンパの監督にレイチェル・バルコベック氏が就いている。