カナダメディア「スコア」は1日(日本時間2日)、「ウインターミーティングで見たい5つのトレード」として、エンゼルス大谷翔平投手(28)とドジャースの若手有望株6選手を対象にした「1対6」の大型トレードを提案した。エンゼルスは既に、大谷を今オフにトレードしない方針を示しているが「ドジャースは、これぐらい大型のトレードができる唯一の球団。ファームシステムも持っているし、今すぐ勝ちたい欲求もある」と、実現する可能性を示した。

大谷の交換相手とされた選手は、以下の6人。

ギャビン・ラックス二塁手(25)。今季は129試合に出場し、打率2割7分6厘、6本塁打、42打点、7盗塁。通算894試合で打率2割5分3厘、18本塁打、105打点、14盗塁。

マイケル・グローブ投手(25)。18年のドラフト2巡目で、今季メジャーデビューした。6試合に先発し、1勝0敗、防御率4.60だった。マイナーでは17試合に先発し、1勝5敗、防御率3.79。76回で90三振を奪っている。

ボビー・ミラー投手(23)。メジャー経験はなし。今季は2Aと3Aで23試合に先発し、7勝7敗、防御率4.25だった。

マイケル・ブッシュ内野手(25)。外野もできる。19年のドラフト1巡目指名。メジャー経験はなし。マイナーでは今季2Aと3Aで、打率2割7分4厘、32本塁打、108打点。

アンディ・ページズ外野手(21)。メジャー経験はなし。今季は2Aで26本塁打、80打点、OPS.804だった。

ランドン・ナック投手(25)。メジャー経験はなし。20年ドラフト2巡目。今季は2Aで2勝10敗、防御率5.01。

エ軍は、マイナーに若手有望株が少ない。このトレードが成立すれば「23年は悪化するが、来年オフにFAで二刀流のスーパースター大谷を失うよりはいい」と結論づけた。