メッツが8日(日本時間9日)、FAとなっていたブランドン・ニモ外野手(29)と8年総額1億6200万ドル(約227億円)で残留に合意し、フィリーズからFAとなっていた救援右腕デービッド・ロバートソン投手(37)と1年1000万ドル(約14億円)で契約に合意したと複数の米メディアが伝えた。

今オフはサイ・ヤング賞に輝いた先発右腕ジャスティン・バーランダー投手(39)と大型契約を結ぶなど積極的に補強を進めており、契約情報専門サイト「スポトラック」によると、メッツの来季開幕時総年俸は現時点で3億3300万ドル(約466億円)とメジャー史上初めて3億ドルを突破。ぜいたく税の上限も大きく超えており、税額は6500万ドル(約91億円)になるという。

だがメッツはまだ、ソフトバンクからメジャー移籍を目指す千賀滉大投手(29)の獲得を目指しているという。地元テレビ局SNYのアンディ・マーティノ記者は同局の番組で「メッツはセンガを本当に本当に欲しがっている。来季総年俸は3億5000万ドルまでと考えている」と話した。