アスレチックスに移籍した藤浪晋太郎投手(28)は29日、古巣阪神の2軍鳴尾浜球場で汗を流した。

ア軍は日本時間の27日、昨季チーム最多9勝の左腕アービンを放出。藤浪は開幕ローテ上位候補への浮上どころか、開幕投手を争う可能性さえ浮上している。それでも本人は「できることは変わらない。しっかりアピールできるようにしたい」と泰然自若だ。

背番号は空き番号の中から希望していた11に正式決定。「自分がよく野球を見ていた頃の11番はダルビッシュさんとか川上憲伸さん。エースナンバーのイメージが強い。かっこいいなと思っていた」と新番号を喜んだ。この日もブルペン投球を継続。渡米準備を地道に整えていく。