WBCで日本と同じB組で戦うチェコ代表は6日(日本時間7日)、アスレチックスなどで活躍したエリク・ソガード内野手(36)がチームに加入したと発表した。

ソガードは米アリゾナ州生まれだが、1月にチェコ共和国の市民権を取得。同代表の中では、唯一のメジャー経験者となる。

2010年にアスレチックスでデビューし、メジャー11年間でブルワーズ、ブルージェイズなど5球団でプレー。通算打率2割4分6厘、26本塁打、187打点、46盗塁をマークした。アスレチックス時代はハッスルプレーとトレードマークのメガネスタイルで地元ファンからカルト的な人気を博し「ナード(オタク)パワー」のニックネームで親しまれた。21年にカブスとマイナー契約を結びメジャーでは78試合に出場したが、昨季は所属球団がなく、FAのままとなっている。

チェコ代表は昨年9月にドイツで行われたWBC予選でサプライズの快進撃を見せ、大会初出場を決めた。東京ドームで行われる1次リーグでは、3月10日に中国と初戦を戦い、日本とは11日に対戦する。