メッツと1年契約を結んだ藤浪晋太郎投手（29）について、アスレチックス時代の同僚で昨季限りで現役を退いたトレバー・メイ元投手（34）が言及。リーグトップクラスの投手になれる才能を持っていると絶賛した。

メイ氏は17日までに公開されたポッドキャスト番組に出演。藤浪について「彼のポテンシャルは他の誰よりも高い。えげつないシンカーや浮き上がる速球を投げるタイプではないが、彼は103マイルを投げることができるんだ」と、藤浪の武器である球速を強調。「（ツインズの守護神）デュランも質が高いフォーシームを投げるわけではないが、102マイルを出せる。それと同じ」と、昨季リーグ最速の平均球速を記録し27セーブを挙げた抑え右腕を引き合いに出した。

さらに「彼はとてつもないアスリートで、力も強い。体もしっかりメンテナンスしていて、常に速い球を投げることができる。速度が落ちる日もない」と、コンスタントに速い球を投げる能力にも言及。「そして決め球のスプリットがある。効果的な決め球と、100マイル超えの速球を投げられるんだ。メジャー最速投手のトップ3に入る可能性があるよ」と評した。