「2番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(29)が、試合前にブルージェイズのシュナイダー監督と談笑した。

右翼フィールドでキャッチボールを終え、一塁側ベンチに戻る際にフリー打撃のケージ前で同監督を発見。小走りで駆け寄り、軽くハグしてあいさつをかわした。ともに笑顔と身ぶり手ぶりで会話し、交流した。

シュナイダー監督は「『How are you?』って、あいさつしてくれた。ブーイングについては悪かったと伝えて、互いに笑い合った感じかな」と和やかなムードの会話を明かした。

ブルージェイズは昨年オフ、大谷のFA移籍で獲得を狙う球団として最終候補まで残っていた。大谷はシュナイダー監督や球団首脳とも面会したが、最終的にはド軍移籍を決断。同監督は「傷心なんてことはないよ。彼は何も悪いことはしていないんだから。我々を選ばなかったこと以外はね(笑い)」と、冗談交じりで心境を語った。