レッドソックス吉田正尚外野手(30)が6戦ぶりにスタメン出場し、昨年6月以来の4安打を決めた。

27日(日本時間28日)、本拠地カブス戦に「6番DH」で出場。2回にグリーンモンスター直撃の左安打を放つと、4回には右前打。7回には、二塁手のグラブをはじく打球が当初は失策と発表されたが、その後、安打に訂正された。大差がついた8回には、内野手マービスから左中間へ適時二塁打を放った。5打数4安打1打点で、今季初めて3安打以上をマークし、チームは17-0で大勝。「1打席目に安打が出ると、乗ってくる。真っすぐを逆方向にしっかりはじき返せた」と振り返った。

過去数試合は、主砲ディバースが左ヒザ痛でDHに入っていたが、この日から三塁で復帰。吉田は出場機会が回ってきたこの日、日米通算500得点に到達した。「得点はチームにとって大きなこと。打点も大事だが、得点も大事なのかなと思う」。カ軍2人、レ軍1人と野手3人が登板する一方的な試合展開で、レ軍は連敗を止めた。