ドジャース大谷翔平投手(29)が、今季初の1試合2発&4打数4安打をマークした。

ブレーブス戦に「2番DH」で出場し、第1打席で9号先制2ラン、第4打席で飛距離464フィート(約141メートル)の特大10号ソロを放ち、4年連続で2ケタ本塁打に到達した。4打席で4打数4安打はサイクル安打をマークした19年6月13日以来5年ぶり。

真美子夫人と愛犬デコピンが観戦する前で大活躍し、プレーオフ前哨戦とも言えるブ軍との3連戦で全勝のスイープに貢献。本塁打、打率など打撃9部門でリーグトップに浮上した。

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▼大谷の10号は飛距離141・4メートル(約464フィート)で自身3番目。逆方向への打球としては最長となる。今季のメジャー全体ではトラウト(エンゼルス)の144・2メートル(約473フィート)に次いで2位。ドジャースタジアムではスタットキャスト導入後の15年以降、15年スタントン(マーリンズ)の145メートル、21年タティス(パドレス)の142メートルに次いで3位となった。

▼大谷は今季初、通算17度目の1試合2本塁打。ドジャースで最初の35試合に25本目の長打(14二塁打、1三塁打、10本塁打)は近代野球の1901年以降、29年フレデリックの24本を抜く球団最多記録を更新。

▼大谷はブレーブス3連戦で8安打6打点5得点3本塁打2盗塁。スタッツパフォームによると1カード3連戦では、打点が公式記録となった1920年以降、22年シスラー、87年ドーソン、90年ボンズ、10年秋信守に次いで5人目。