ドジャース山本由伸投手(27)が、救援陣に白星を消されるのは今季4度目となった。

この日は3-19回2死までノーヒットノーラン。日本人史上3人目の偉業達成を目前としたが、ホリデーにカットボールを右翼席へ運ばれた。

山本の12勝目が期待されたが、2番手のブレーク・トライネン投手(37)が1安打3四死球と大乱調。2死満塁から救援したタナー・スコット投手(31)が、逆転サヨナラ打を浴びた。

チームは泥沼の5連敗となり、山本への白星も一気に吹っ飛んだ。

山本が救援陣に白星を消されたのは今季4度目となった。5月20日(同21日)のダイヤモンドバックス戦では、7回無失点の好投も1-0の9回に同点。7月13日(同14日)のジャイアンツ戦でも7回無失点と好投したが、2-0の9回に同点に追いつかれた。

8月31日(同9月1日)のDバックス戦では、7回1失点も4-1の8回に同点とされた。

山本は今季27試合に登板して11勝8敗、防御率2・72。「たられば」だが、救援陣が山本の勝ちを守っていれば、リーグ2位の15勝を挙げていたことになる。

ダルビッシュ有投手(39)が短縮シーズンとなった20年に達成して以来の最多勝の可能性もあった。

SNS上では「なおド」というネットスラングが流行。イチロー氏がマリナーズ時代、自身が活躍してもチームが敗れると「なおマ」、大谷翔平投手(31)のエンゼルス時代には「なおエ」として用いられてきた。

ドジャースは8月以降は成績が下降気味で、大谷の活躍に「なおド」が使われてきたが、山本にも「なおド」の状況が続いている。

▼山本が毎回奪三振。日本人投手では野茂(ドジャース)が95年6月24日ジャイアンツ戦、96年4月13日マーリンズ戦、伊良部(ヤンキース)が99年7月30日レッドソックス戦でマークして以来、26年ぶり3人目(4度目)。山本はオリックス時代に毎回奪三振が1度あり、初完投初完封した19年6月28日西武戦で記録した。

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