ドジャースが快勝で4連勝を飾った。デーブ・ロバーツ監督(54)は史上最速で監督通算1000勝を達成。投打がかみ合って節目の1勝をつかみ取った。

ロバーツ監督の試合後インタビューは以下の通り

-監督通算1000勝。今の気持ち

「『現実味がない』という言葉はよく使われるけど、本当にそんな気持ち。少し立ち止まって、これまで積み重ねてきたものを振り返ると、本当に楽しい道のりだったなと。今夜はこの瞬間をしっかり味わいたい。もちろん、ここまで来られたのは本当に多くの人たちのおかげだから、そこに一番感謝している。選手たちもシャンパンで乾杯して祝ってくれた。それもすごくうれしかった。この道のりには本当にたくさんの人が関わってくれた。だから、これはチーム全体で成し遂げた節目だと本気で思っている。私は本当に素晴らしい人たちに囲まれてきた」

-監督になった当初は1000勝という数字がどれほど遠いものに感じていたか

「1000勝なんて全く現実味のない数字だった。これだけ勝ち続けるには長年安定して勝たなければいけないし、そもそも11年間も監督の仕事を続けること自体が簡単ではない。ただ、自分ではひたすら前だけを向いてきて、ふと振り返った時に『もうここまで来たのか』と驚いている。本当に信じられない。今でも自分は成長していると感じているし、この仕事を心から楽しめている。それが一番大事なこと。選手たちも、その楽しさを感じ取ってくれていると思う。あとどれくらい続けられるかは分からないが、とにかく明日も勝ちたい」

-ロブレスキが「今日は自分が勝ち投手になりたかった」と話していた。

「本当にうれしかった。この3年間で彼とはとてもいい関係を築いてきたからね。彼自身も本当に大きく成長したし、私も彼を信頼している。彼は今や本物のメジャーリーグの先発投手であり、チームの柱になれる存在、オールスター級の投手になれる力がある。そんな彼が『この試合で勝ちたい』『自分が勝ち投手になりたい』と思ってくれたことは本当にうれしい。そこには個人的な思いも込められているから、試合後は本当に幸せな気持ちだった」

-試合後にはファンからも大歓声を受けていたが

「私はあまり自分が祝われることに慣れていない。でも、皆さんが本当に喜んでくれているのは伝わってきた。今日はまるでホームゲームのような雰囲気だったし、昨日もそうだった。今はSNSがあるから、試合中に何が起きているか皆さんすぐ分かる。20年前だったら、こんなふうにリアルタイムで広まることはなかったと思う。スタンドの皆さんがこの記録を知っていて、一緒に祝ってくれたのは本当にうれしかった。そして何より、今日決められて良かった。長く待たずに済んだし、これでまた明日からの試合に集中できる」

-この日の試合は余裕をもって試合を見られたのでは

「いい選手がいれば、監督は楽になる。私は選手たちにも『いい監督になれる秘訣(ひけつ)は、いい選手を持つことだ』と言っている。今日はジャスティン(ロブレスキ)が素晴らしい投球をしてくれたし、トミー(エドマン)もいつも通りの働きをしてくれた。フレディ(フリーマン)は本当に打席内容が素晴らしい。守備もしっかりしていたし、ブルペンの2人も見事だった。明日はブルペンデーなので、この2試合で何人かの投手を温存できたことも大きい。明日を戦い、さらに週末の試合へ備えたい」

-グラウンドインタビュー中に水をかけられると思っていたか

「いや、全く。もし選手がやっていたら問題だったね。選手たちはもうグラウンドを離れていたから。あれが選手だったら本当に困っていたよ」

-試合中、1000勝を意識する場面はあったか

「なかったね。ワールドシリーズの最後のアウトを取る時のような場面では先のことを考えることもあるが、今回は自分個人の記録だから、そこまで意識しないようにしていた。今夜はただ勝ちたかった。それだけ」

-シャンパンでの乾杯は誰が音頭を取ったのか

「ミギー(ロハス)とフレディだね。ミギーはこのチームの“接着剤”のような存在で、いつもみんなをまとめてくれる。彼が話してくれた言葉は本当にうれしかった。そして普段あまり話さないフレディも言葉をかけてくれた。本当に心のこもった、誠実なスピーチだったよ。あの2人が話してくれるということには、本当に大きな意味がある」

-監督として初勝利の時の勝利投手を覚えているか

「もちろん。クレイトン・カーショー」

-監督を務める上で一番大切にしていることは。

「私は選手を『野球選手』としてではなく、『1人の人間』として大切にしたいと思っている。それが一番大切にしていることだね」

-メジャー史上最速で1000勝に到達。その意味をどう感じているか

「本当に楽しい旅だった。まだ旅は終わっていないし、シーズンもまだたくさん残っている。私は本当に多くの素晴らしい人たちに恵まれ、多くの支えを受け、多くを学んできた。選手として長く野球をやり、コーチも経験したが、監督になってから学んだことの方が多いくらい。そして、この仕事はいつ終わるか分からないし、いつ失うかも分からない。だから毎日を大切にしている。私は本当に、ドジャースの監督でいられることを心から愛している」

◆デーブ・ロバーツ 1972年5月31日、沖縄県那覇市生まれ。94年ドラフト28巡目(全体781位)でタイガース入団。インディアンス(現ガーディアンス)時代の99年にメジャーデビュー。俊足巧打の外野手として、ドジャース、レッドソックス、パドレス、ジャイアンツでプレーし、09年に現役引退。打率2割6分6厘、23本塁打、213打点、243盗塁。監督では16年の就任以来、10年間で5連覇を含む9度の地区優勝。左投げ左打ち。

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