楽天大久保博元監督(48)が“下克上宣言”だ。25日付の本紙で評論家9人中6人が今季の楽天の順位を最下位と予想。Aクラス入りが厳しいという周囲の声にも「去年最下位で補強も大きくはしていない。俺でも解説者だったら、そう予想する。でも1つでも順位を上げるのが最高のやりがい」と力強く言い切った。

 下馬評を覆すだけの自信がある。オープン戦順位は12球団中6位だったが、チームの盗塁数は21個でトップ。掲げる「超機動力野球」が徐々に芽生えてきている。ミコライオの離脱こそあったが、松井裕を守護神に据えた盤石の中継ぎ陣も形成できてきている。加えて、自らの経験も加えられると意気込んだ。「俺はいつも解説者のつもりで采配を振っている。先のことを考えて当ててきた。そうして200勝勝った投手の方、2000安打を打った方々と肩を並べてこられた」と、洞察力と決断力は負けないという自信があった。

 札幌ドームに到着後、行った練習では「久しぶりに来たよ、この球場」とリラックスした様子で打撃練習やシートノックに目を光らせた。開幕に向けて「ここまでで十分戦える準備ができた」と手応え。ソフトバンクとオリックスの2強と言われるパ・リーグを引っかき回す。【島根純】