ソフトバンク工藤公康監督(51)が序盤の拙攻でトンネル脱出を確信した。

8日の楽天戦で33イニング連続無得点を記録し、打線はどん底状態だった。この日も1、2回に連続で満塁のチャンスを作ったが、あと1本が出なかった。

 さぞかし重い空気かと思いきや、指揮官は不思議そうな顔つきで振り返った。「おれは安心したけど…。ああいう形を作って、点は取れなかったが、いけると思った」。プラス思考で前向きに受け止めていると、4回に中村晃が同点タイムリーを放ち、7回には相手のミスに乗じて、3点を奪った。

 「得点のことは気にしていなかったが、断ち切ることができてよかった」と笑った。4日の西武戦以来となる白星で、貯金を「1」とした。