日本ハム有原航平投手(22)が、大物感を漂わせプロ初登板初先発に臨む。右肘痛の不安で2軍調整を続けてきたが、今日15日オリックス戦(札幌ドーム)で満を持してベールを脱ぐ。14日はブルペンで決め球チェンジアップやスライダーなど全球種を31球に織り交ぜ、最終調整を完了した。「(気持ちの)変化は特にないです。今までやってきたことを出したい」と貫禄十分。待ち焦がれていた1戦に向けて、心の準備は整った。

 初めての壁を乗り越える。公式戦でのナイター、ドーム球場での登板は初めて。周囲の先輩投手陣らにアドバイスをもらいながら、体内時計を合わせてきた。「生活リズムも慣れてきました」と笑顔。本拠地・札幌ドームのマウンドは他球場に比べて硬いとされており、苦戦する投手も多い。プロ入り後は2軍の千葉・鎌ケ谷の軟らかい黒土のマウンドが主だったが「周りの人に聞いているので、不安はない」と心配無用だ。

 高鳴る鼓動が原動力だった。「投げられなくて、もどかしい気持ちもあったので、その中でこの時期に投げられるのは早かった」。待望の舞台で、有原がついにプロのスタートを切る。【田中彩友美】