来季プロ2年目を迎える阪神江越大賀外野手(22)が、20発ノルマを課せられた。25日、長崎・波佐見町で開かれた「プロ野球長崎県人会スマイル少年野球教室」に参加。阪神OBで県人会会長を務める下柳剛氏(47)から「(本塁打を)20本ぐらいは頑張れ」とハッパをかけられた。
来春キャンプの阪神臨時コーチを務める下柳氏が、厳しい視線を向けたのは投手ではなく、今季5本塁打だった野手の江越だ。
下柳氏 レギュラーを取ってほしい。ホームランも2桁じゃなく、20本ぐらいは頑張ってほしいよ。
11月にプロで初めて契約を更改した江越は、来季目標を「2桁弾」と「打率2割5分以上」としていたが、親心から出た先輩のノルマに納得。すぐに目標を「20発以上」に上方修正だ。
江越 僕も来年が勝負だと思っていますから、監督が変わって、いい印象を与えられるように、出来るだけたくさん打ちたい。頑張ります。
子どもたちの輝く目にも刺激を受けた。この日は県内16チーム、192人の小学生が参加した。野球教室では、3球勝負の本塁打競争でフルスイングを披露。飛びにくい軟式球で推定100メートルの本塁打を放つなど、子どもたちの目線をくぎ付けにしていた。
江越 僕たちプロ野球選手を目標にしてやってくれている。何かヒントになったならうれしいですね。
20発以上放っての里帰りとなれば、さらに盛り上がることも間違いない。地元のスターが大きくなって帰ってくる。【桝井聡】
▼阪神の打者が来季20本塁打すれば、今季の福留20本に続いてとなる。生え抜き日本人選手では、09年鳥谷20本以来7年ぶり。プロ入り2年目以内に限ると、81年岡田(2年目)の20本以来、35年ぶり。



