“ダブル開幕”に向け、課題と収穫が混在した登板だった。巨人菅野が、オープン戦初先発で3回を6安打3失点で終えた。「正直悔しいです」と結果に唇をかんだが、内容には「やってきたことはできた」と手応え。6安打中5安打がスライダーだったことを課題に挙げ「使いどころを考えないと」と猛省した。
一番の収穫は、直球だった。1回、田中への初球に最速148キロをマークするなど、140キロ中盤から後半の直球で広島打線を押し込んだ。3年ぶりに解禁したワンシームも、大きな収穫。1回はカウント2-1から田中を空振りさせ、丸からはファウルでカウントを稼いだ。「びっくりしたような顔をしていたので」とメドが立った。
ダブル開幕戦を視界にとらえる。3月25日のヤクルトとの開幕戦を視野に、侍ジャパンの一員で臨む3月5日の台湾戦(ナゴヤドーム)で開幕投手を務める。侍ジャパンの小久保監督は「去年も選ばれた中で、彼が(今回の)一番という中での先発」と抜てきの理由を説明。菅野は「試す時期はもう終わり。次は結果にこだわる」と意気込んだ。【久保賢吾】



