阪神金本知憲監督(47)は、攻めて開幕ダッシュを目指す。「超変革」を期すシーズンのキーワードは「攻める」&「チャレンジ」。象徴はバントしない2番横田となる。

 金本監督 まだまだ発展途上のチームなので結果を恐れずに攻めていきたい。1試合負けようがぐいぐいとね。ファンが納得する負け方というかね。どんどんチャレンジしていきたい。

 24日、京セラドーム大阪での練習を見守った金本監督は気合十分。攻める姿勢を託すだけの若き選手も出てきた。2番起用する20歳横田が攻撃型オーダーの目玉だ。

 金本監督 内野安打の多さでピンときたのが2番横田のきっかけです。(足があるから)バントする必要もないし、走れる確率も高い。併殺も少ない。相手は嫌だろうし、赤星のような(理想の)2番に近いね。

 金本監督の戦術に、初回無死一塁でのバントはない。強攻しヒットで一、三塁を作れる打者を2番に置く。この時、併殺崩れのゴロで一塁に残ることができて、二盗などの足攻めを再び仕掛けられる俊足が条件になる。すべてを満たした理想が03、05年V戦士の赤星憲広氏であり、横田にその再来を期待する。だが横田には、赤星氏にはないパンチ力も秘めた超攻撃型2番の狙いもある。

 金本監督 赤星は3割60盗塁。横田には将来、本塁打を20~30本打てる選手になってほしい。2番だからと考える必要はまったくない。僕の中には2番鳥谷も残っている。

 攻めの采配でまずは中日大野を攻略。開幕ダッシュで弾みをつけ、頂点を目指す。【松井清員】