2日にTBS系が放送した日本シリーズ第5戦(横浜スタジアム)が、今年の同シリーズ最高となる15・6%(関東地区)を記録したことが6日、ビデオリサーチへの調べで分かった。午後6時32分から223分間の放送で、DeNAが粘って2勝3敗と巻き返して敵地福岡へ再び乗り込むことを決めた試合だった。

 また、ソフトバンクが2年ぶりに日本一を決めた4日の第6戦はテレビ朝日系が放送し15・3%(関東地区)だった(午後6時30分から204分間放送)。9回裏以降の終盤戦(午後9時54分から90分間)の北部九州地区に限っては、平均視聴率は37・4%まで伸びた。

 北部九州地区での第6戦の瞬間最高視聴率は43・2%で、試合終了後に工藤公康監督と内川聖一選手がインタビューを受けている場面だった。

 今年の日本シリーズはソフトバンクが初戦から3連勝で優位に戦いを進めたが、第4戦からDeNA連勝。第6戦も終盤8回までDeNAがリードする展開で両チーム互角の戦いを演じた。

 以下、6試合の関東地区での平均視聴率。

 第1戦=9・8%(TBS)

 第2戦=11・2%(フジテレビ)

 第3戦=13・9%(TBS)

 第4戦=12・8%(TBS)

 第5戦=15・6%(TBS)

 第6戦=15・3%(テレビ朝日)