日本ハム鍵谷陽平投手(27)が、2年連続の50試合以上登板を最低ノルマに掲げた。14日、鹿児島・徳之島で近藤、上沢らと自主トレを行った。昨季は右肩痛で一時離脱はあったが、キャリアハイの60試合に登板。6年目の今季はFA移籍の増井ら実績ある先輩投手が抜け、救援陣の中心としての期待がかかる。2年連続での大台到達でリリーフ陣を支える。

 鍵谷は新たなシーズンを見据えている。徳之島で汗を流す右腕は「1年間ファームに落ちずにプレーして、50試合(登板)は続けていきたい。しっかり達成出来れば」と抱負を口にした。5年目の昨季はキャリアハイの60試合登板を達成。今季、2年連続での大台到達を狙う。

 悔しさを教訓に、日常生活から見つめ直すことを決めた。昨季は飛躍の一方、6月25日に右肩痛で出場選手登録を抹消された。ブルペン陣の疲労がたまる時期に戦列を離れ、2軍でノースロー調整を余儀なくされた。7月18日に復帰したが「もったいなかった。あれがなければ、もっと出来た」。運転中のふとした動作で首を痛め、そこから肩の痛みにつながったという。「普段の生活から気をつけないといけないことがある」と、心がけている。

 今年の自主トレはプロ入り初の鹿児島・徳之島で実施。例年、中大の先輩・巨人沢村と米ハワイでトレーニングを積んできたが、今年はチームメートの投手・野手7人を中心に「島ごもり」。高梨、上沢と3人でホテルに宿泊し、練習後はサウナと水風呂で疲れを癒やしている。「人数がたくさんいると、やれることも増える。集中出来る環境ですね」と笑顔を見せた。

 2月1日の春季キャンプインを前に、ブルペン入りも予定する。「すぐにキャンプインするので、少しでも肩をつくっていきたい」と、積極的なメニューを組んでいる。増井らが抜けたリリーフ陣で、鍵谷が自覚十分に台頭していく。【田中彩友美】